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rtochika 2009/11/13 |
宇宙誕生 100万分の1秒後の謎 2008.1.25.(金) 延興(えんよ)秀人 |
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アマゾンでのレビュー
- 自分は大学院で宇宙物理を専攻していましたが、
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>狭い領域を血眼になって勉強することで、見えなくなってしまっていたことが、 <
>社会人になってからこの本に出会い、ようやく概観を見渡せた気がしました。 <
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>物理学科の学生が、単なる好奇心だけでこの本を読むことができたら、 <
>読み終えた次の日から寝る間を惜しんでワクワクしながら勉強できる日々が続くことでしょう。 <
>肩の力を抜いて、気軽な気持ちで読んでみてほしいです。 <
>「ほ〜、そうなんだ!それでそれで?」くらいで。 <
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>それにしても、真空の相転移とかよく思いついたものです。 <
>物理学はしっかりとした数学力と発想力がすべてな気がします。 <
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>この本の最後では、生命についても触れています。 <
>著者は、高度な文明をもった生命は、その高度な文明によって自滅する(しかも短期間で)、 <
>というような仮説を書いています。 <
>ということは、この広い宇宙に1000億個の生命誕生が可能な星があったとしても、 <
>宇宙創成から100億年という長い時間の中では、 <
>同時期に高度な文明をもつ生命が存在しないことは、おかしいことではない、と。 <
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>読み終えた後、ふと星空を見上げていると、 <
>なんだか、暗闇を眺める地球上の自分を宇宙空間から客観的に見れるような気になります。 <
> - 読んでみて、さまざまな専門用語が出てくるので、ある程度の基礎知識がある人向けと思いました。
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>新書ということもあり補足や図版も最小限なので、読むのに読解力と集中力を要します。 <
>特に用語の相関関係が頭に入っていないと、途中でついていけなくなります。 <
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>逆に考えれば、このサイズに筋道立ててまとめるのはすごいことです。 <
>ただ、私のような文系初心者にはやっぱり難しい。理系の大学生ならなんとかなるかもといったレベルでしょうか。 <
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>写真や図が多く入った、いわゆる初心者のための入門本から始め、次のステップとしてアカデミックなものもかじってみたいという方にはいいと思います。 - サイモン・シンの宇宙創生を読んで久しぶりに宇宙論の本でもと思って新刊の本書を手に取りました。宇宙創成よりさらに面白かったです。
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>最新の理論と観測に裏付けられた本です。神の視点で宇宙や人類を見るような本です。 <
>この宇宙を創造したのは誰か?...神を仮定しないのであれば当然無から生じなければならない。無からミクロのゆらぎによって生まれて急膨張した(不確定性理論、インフレーション理論)。そのシミュレーションは宇宙背景輻射の観測結果と合致する。 <
>なぜ宇宙の組成や物理法則が人類に都合が良くできているか?...それは無数に存在する宇宙の中で、この宇宙がそういう宇宙だから。この宇宙だからこそ人類を生むことができた。 <
>この宇宙に人類以外の文明が観測されないのはなぜか?...それは高度な文明は100年で絶滅するからではなかろうかと筆者の見解が書いてありますが、同感です。宇宙を観測することによって人類のこれからまで見えてしまうなんて。悲しくもあり、また人類が獲得した英知に感激します。 - インフレーション理論を唱えた佐藤氏の本です。宇宙のことが、今、どこまでわかってきたのかを解き明かしています。反物質の話もでてました。
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>ところどころわかる箇所もありましたが、やはり難しかったです。だけど、そもそも簡単なはずはないですよね。恐れ多くてこの評価以外はできませんでした。 <
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>「そういえば宇宙の果てはどうなっていたんだっけ」というような方には、入門書として、「面白いほどよくわかる宇宙の不思議(半田利弘)」の方がよいと思います。 - 素粒子物理学や宇宙論を大学などで体系的に学ばれた事のある人であれば、この著作は簡単に読んでしまわれるかもしれません。ですが体系的に学んだ事の無い私には、全編非常に興味深く、最後まで開いた口が塞がらない状態でした。
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> 冒頭、一般相対性理論の結論”時間と空間が物質によって変形し、たわむ”数学的に表現するリーマン幾何学で、曲率が正であれば、三角形の内角の和が180度よりも大きくなる、と言われた時、私は想わず、デカルトの哲学書「省察」の一文を思い返しました。”例えば三角形を想像した時、それは不変であり永遠であり、・・・内角の和は二直角に等しい”(第五省察)、デカルトさん、三角形は不変でも永遠でもなかったのですよ。何か、日常生活のスケールを大きく越えた思考、曲率が正であれば宇宙は閉じた空間、果てが存在しない、果てが無い・・・一体どういう事なのでしょう。考え始めると、止まりません。 <
> ビックバン理論による、この宇宙が一点(無)から始まったことや、相転移エネルギーや暗黒エネルギーにより今も宇宙は膨張を続けている、これらは「力の統一理論に基づいた宇宙創生の研究」「神を必要としない科学的創世記が描き出されて来た。」(42ページ)なのですね。 <
> 量子宇宙、素粒子理論を基にした宇宙創造の説明の中で「宇宙は無から生まれた」「無とは単に物質が存在しないという意味ではなく、その入れ物である時空(時間と空間)も存在しない状態である。」(94ページ)まるで宇宙論という題名の哲学書を読んでいるかのようです。著者は科学者です、いたって冷静に議論を展開してゆきます。”無”の状態であっても量子論的揺らぎ、が存在し、虚数の時間から実時間に変わる時点で、ある大きさの宇宙が「ポロリと現れる」(98ページ)難解ですが、あくまで冷静に科学に基づく説明を述べる著者に、何か惚れ惚れとしてしまいます。
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