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808808808 2010/05/15 |
菊と刀 (光文社古典新訳文庫) /KOBUN版 |
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808808808 2010/05/15 |
菊と刀 (講談社学術文庫) /KODAN版 |
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SEROW960 2009/08/03 |
菊と刀―日本文化の型 (講談社学術文庫) 文化人類学やる上での必読書でしたが… |
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roteskaninchen 2009/08/03 |
菊と刀 |
4件のデータ
アマゾンでのレビュー
- 罪の文化/恥の文化や、個人主義/集団主義など、後世の日本文化論上の重大な論点
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>を残したルース・ベネディクトによる、代表的日本論。 <
>様々な批判があるが、まず、多くの人が指摘しているとおりこのベネディクトさん、生涯のう <
>ち一度も来日していないという。なぜだかその点において、「にもかかわらず」豊富な資料を <
>もとに精巧な日本論を書いたという彼女を評価する声があって、文化人類学に僕はそこまで <
>詳しくないのだが、日本に一度も来てないことは、一方で批判点にだってなりえるじゃないだ <
>ろうか。 <
> <
>だがそうは言っても、冒頭に書いたような個人主義/集団主義という論点や、敗戦後に鬼畜 <
>米英からアメリカ万歳に一変した世論など、くやしいが現代にも通じるような気がする。ほら、 <
>つい先々月にも、大会前国民的にボロクソに言われていたサッカーのナショナルチームが、 <
>一夜にしてその評価を一変し、かつそのことについて反省する声がほとんど上がらなかった <
>という事例があるように。組織内に自己の「ふさわしい位置」を求めるという指摘も、現時点で <
>どこにも「ふさわしい位置」を持たず、不安で仕方がない僕は頷かざるを得ない。 <
> <
>そういった点で、大枠では少なからぬ妥当性があるように思えるが、細部においては議論す <
>べき箇所が多いように思える。収録されている「評価と批判」で川島武宣でも指摘しているが、 <
>本書の論証がほぼ歴史という縦軸を無視しているという点は、きわめて注視すべきものだろう。 <
>「義理」やら「恩」というものが、現代日本でも妥当だろうか。本書をそのまま大学のレポートな <
>どの現代日本人論に肯定的引用すると、ひどいことになりそうだ。日本人論というのは、日本 <
>人自身大好きで何冊も出ているが、これだけでなく他の論考も読むべきなのは、いうまでもな <
>い。ちなみに最近、こんなのもでている→『日本文化論のインチキ』 <
> - 本書は、米国政府が戦後の日本統治のための参考文献とすべく学者に執筆させた日本に関する調査報告書である。
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> <
>多くの日本人に読まれる所以は、当時の米国の対日政策に方向性を与えたというその用途の特異性と、それによる歴史的なインパクト、そして当時の日本にも受け入れられたという事実にあるのだろうと思う。 <
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>ベトナム戦争やイラク戦争、あるいは日本の政府開発援助などにおいて画期的な調査報告がなされ、係争が解決し、併せて当地国に受け入れられベストセラーとなったような本があっただろうかと考えると、本書は稀有な価値を有しているのかも知れない。 <
> <
>ただ、そこで展開される日本人像の真偽については、慎重な論評が必要だろうと思う。なぜなら、作者は本書を執筆するにあたり一歩も日本に足を踏み入れたことがなく、そのためやや観察眼に欠けた部分があるのも否定し難いからである。…本書は、実証的な分析が試みられているが、それはどうしても特定の人たちの意見や著書に影響を受けざるを得なかったのだろう。例えば、”誠(まこと)”に関する記述については、大隈候が好んだ言葉だったというが、その影響か、あるいは日本人に人気のあった「忠臣蔵」物語の影響か、必要以上に重要視されて頁が費やされているように思えてならない。また、"義”に関する記述については、新渡戸稲造著「武士道」を疑義解釈したとも思えるような書きぶりがみられる。それから、「子供は学ぶ」の章においては、例えば幼少期の子供が甘やかされて育つといった明らかに誤解とも思える論評がなされている。 <
> <
>しかし、いろいろ勝手に詮索してみたあとで何だが、現代の日本人が、我々自身と本書で描かれた日本人像とを比較してその真偽を正しく追及できるのは、冷静な目で、我々自身が当時の日本(人)の実態を具体的に知った上でのことかも知れないとも思う。でなければ、本書で描かれた日本人像の真偽のみならず、我々が現在までにどれだけどのように進歩してきたのかも分かり得ず、更には本書の価値を再認識できるチャンスを逃してしまうのではないか、とも思った。 - 本書のベースとなる『日本人の行動パターン(NHKブックス)』は、第二次対戦中の米国戦時情報局により、日本の占領政策を立案するためになされた日本研究であり、日米戦争の集結のさせ方(≒日本の降服のさせ方)や日本の占領政策を考えるためになされたものである。一方、本書は、対戦中は「徹底抗戦」を示していた日本人(日本の軍人)が、終戦後は、アメリカの占領軍に対し友好的に接しているという(西洋人にとって)理解し難い日本人の行動特性を、日本文化の型というものを示すことで、理解させようとするものである。
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>本書で取られているアプローチは、行動面に現れる現象を統計的な手法で解析していくのではなく、事例の頻度に注目するのではなく、その行動を取らせる内面的な構造の理解に注力することで、より本質的な理解を得ることに挑戦し、(西洋人から見た)日本人の二面性を理解することにおいて、一定の成果を上げている。(説明の中には、ちょっと違和感を感じるものが皆無とは言いませんが、納得させられる内容も多い。) <
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>ベネディクトにより取り上げられている日本文化のキーワードとしては、以下のモノである。『義理と義務』、『恥の文化』、『報恩』『汚名をすすぐ』・・・ <
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>しかしながら、本書の執筆の動機が如何なるものであっても、取り上げられているキーワードが、今となってはちょっと古臭い内容であるとしても、文化人類学おける「日本(人)研究」においては、中根や丸山などと並ぶ、とても優れた古典であり、本研究がなされた時代から半世紀以上も経った現代においても、日本人の本質の理解においてとても役に立つ本だと思う。 <
> <
>日本人の行動パターン (NHKブックス) - 自分が信じることに素直に従って行動しようとすることが、制度・秩序・慣習に阻まれることにより、悩み、あるべき社会を模索することは思春期において強烈な問題でありますが、この悩みは思春期の青年の特権ではなく、むしろ、大人になり社会にあって、解決すべきことと思います。そういう姿勢をとろうとする人にとって、本書は日本固有の制度・秩序・慣習の特徴を極めて鮮やかに論じており、その問題の解決につながる重要な示唆に富み、良書だと思います。
- 日本論として最も売れたと言われているため読んでみたが、現代ではあえて読む価値はないと思う。
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>第一に、戦前の日本を分析しているため、分析内容が現代と一致しない箇所が多い。 <
>例えば、「日本人の階層秩序の信頼が、人間関係や国家関係の基本となっている」と指摘しているが、これは現代社会にはあてはまらないだろう。現代は階層制度の信頼がほとんどないけれども、人間関係上の階層は依然として存在している。 <
>第二に、細かい分析内容(「恩」や「人情」、「恥」など)に誤りが多い。 <
>例えば、「人情」は、恋愛、性的享楽、酒に酔うなどと捉えており、何をどう捉えているのかよく分からない。 <
> <
>戦前の日本人の全体像はそれなりに捉えているだろうが、おそらく現代人の多くは苦笑しながら読むしかないだろう(もっとも『菊と刀』を参考にしたアメリカの統治政策の結果と言えなくもないが)。 <
> <
>この著書の出版が日本論の先鞭となったことは理解できるし、その点は高く評価してもよいと思う。しかし、多数の日本論が出版されている現代では、その分析内容から見てもあえて読む必要はないだろう。 <
>外国から日本を分析した本というなら、『日本、理の書』のほうをおススメしたい。 <
>この著書は、ブランド名のみが先行し、内容がいまいちな古典と似ている。 <
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