この本を読んだユーザ
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natuur21 2009/11/03 |
時間はどこで生まれるのか 橋元淳一郎 著 結局どこで時間がうまれるのか、わからなかったが、不確定性理論というものを大学で勉強した事を思い出し、古典物理学では時間は解釈できないということを認識した。 |
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zubuneri 2009/10/13 |
時間はどこで生まれるのか 橋元淳一郎 2008.06 |
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kaze_twit 2009/09/26 |
時間はどこで生まれるのか/橋元淳一郎 http://shizuoka.asablo.jp/blog/2007/02/22/1202352 |
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アマゾンでのレビュー
- 時間というものは普遍のものとして,誰にとっても同じように過去から未来に向かって流れているものと思っていました.
しかしながら,本書によるとミクロな世界には時間というものは存在しないとのこと.また,自然界はエントロピーが増大する方向に進むわけですが,生命はこのエントロピーの増大に反して秩序を維持しようという意志を持ちます.そして,この意志こそが時間の向きや流れを生むとのこと.
分かったような分からないようななのですが,これは哲学的な話ではなく,物理的にそのように解釈できるのだそうです.時間というものをまじめに考えたことがなかったので,いろいろと考えさせられる本でした.他の本も読んでみます. - 前半は相対性理論と量子力学の世界観の説明。要するにニュートン的な絶対時空が、日常では常識になっているけれど、現代物理学ではそうではないですよ、ということ。
相対論では、絶対的なものは時空間ではなく光の速さであること、量子力学的ミクロの世界では時間も空間も実在しない。都筑卓司のブルーバックスで中高生時代を過ごしたぼくには目新しいことはあまりない。超弦理論の11次元空間によれば、ぐらいは言ってほしかった。
哲学者の時間論は古典物理学の範囲で考えていて、現代物理学の知見を取り入れていない、と著者は非難するけれど、この本全体はマクタガートという哲学者の理論にそって論じられている。(マクタガートについては時間は実在するか (講談社現代新書)がわかりやすい。)
そして「時間とは何か」という結論なのだが、静的にただ存在している宇宙に、生命(特には人間)がエントロピーの増大に抵抗するというその生命の形式ゆえに、時間を創造する、というようなものである。
「時間の創造は宇宙の創造であり、われわれはそれに参画しているのだ」とのことだから、これは、一種の人間原理といえる。
著者は物理学のことは説明しているが、現代哲学についてはほとんど何も説明せず、恣意的にハイデガーなどの用語を援用している。人間原理についても、一言も説明されていない。これでは「宇宙がこのようであるのは、人間が観察しているからだ」という人間原理そのものが、著者のオリジナルのように受け取られかねない。
むしろ、実数と虚数の関係にある時間と空間の関係を無理に開いて、たとえば重力が距離の2乗に反比例するのではなく、時間を含めた時空距離の3乗に反比例する、そのようなものとして時間を捉えた場合の世界観は構築可能か、など、物理学者ならではのSF的思考を披露してほしかった。
- タイトルだけでこの本を買ってしまった。
「忙しい中でもいろいろと工夫して自由な時間を作ることができるノウハウ本なんだろうな」というバカな考えで買ってしまったのだった。
しかし、中身は「なんじゃらほい」。仕事に関連する以外の本といえば、マンガやラノベ、エッセーの類しか読まないオレには未知の世界だった。
そう。この本は未知の世界を見せてくれた本であった。
だが、未知と思っていた世界は、茫洋として形はないものの、すでに自分自身の心に内包されていたのだった。生きるために時間を認識するという考えは、自分の頭の中にあったドロドロとした暗い感情を、カッチリと形のある暗いカタマリに変化させてくれた。
「この世界は生物を駆逐していくためだけの存在であり、神がいるのならば、神は生物がいないことを望んでいる。生きているという事実だけで罪なのだ」という彫像を彫り起こしててくれた。しかしながら同時に「生物は世界と神に挑戦し続けている卑しくも逞しく、輝かしい存在なのだ」と知らせてくれた。
その脈々と受け継がれてきた生命であるならば、簡単に世界などに負けてはいけないのだ。
この本を読みながら、何度も涙した。
神様や世界とかと戦うラノベが好きな人は読んでみてもいいと思う。安いし。 - 物理学で習う知識をずらずらと総動員して、時間を考えるというお話。
2章では相対論、3章では量子力学、4章では素粒子論、
5・6章では熱力学、統計力学
あぁ、なるほど、時間という概念がそこには意味がなかったり、
あったとしても、絶対的なものではないことが、言われてみれば
確かにそうだ、と、一般教養的な物理学の復習のお話が続く。
流石、カリスマ予備校講師だけある。
そして7章で、時間を生み出す原因は、
秩序を維持しようとする意思によるものである、
・・・と言う話にもって行くのだが、どうも議論が弱すぎる。
なぜならば、お互い相互に関係しあうことで、秩序が生まれるという
非線形科学の視点が、完全に抜け落ちているからだ。
あぁ、要素還元主義の限界、ある意味では 現代物理学の限界かと、
個人的に感じた。よって、☆4つ。 - 素人ながらも物理学には興味を持っています。世界の真理に近づくためには書かせない学問で、思考実験というものは自分の頭を非常に刺激するので好きな学問になっているのかな。物理学の中で、時間という単語がもつ意味合いを再確認したくて購入、通読
読んでみると、相対性理論、量子論、反粒子、エントロピー増大の法則など現在の物理学で欠かせない分野の中で時間がどのような意味合いを持つかを記載し、人間(観測者、生命)から見たときの時間の意味合いを再確認して、筆者の考えを終章に導きだしている。物理学からのアプローチと人間中心の時間へのアプローチをうまく組み合わせてあった非常に面白かった。内容として自分にとっては難しい内容も多々ありましたが、「主観的時間」「反秩序への抵抗が意志」「マクロでしか意味を持たない観測値」「不可逆過程」など面白いものも多々ありました。もう少し説明のほしいところもあると感じましたが、自分が無学故なのでその分野の書籍を読むきっかけにもなりそうです。
時間について漠然と物理学的な側面、人間的な側面から興味のある方は一度読んでみることを勧めます。自分の興味がある分野をはっきりと認識できることができるかもしれません。
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