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DassaiReny 2010/03/12 |
[612.253] 雑食動物 omnivore のジレンマは、いま口に入れようとしているものが何か?という識別の問題であることが多い。 @yonda4 http://www.amazon.co.jp/dp/4492043535 雑食動物のジレンマ |
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アマゾンでのレビュー
- 冒頭の章で、オーガニックの鶏や牛を解体する際のジレンマについて記載されています。政府が法律で定めている解体処理の設備や手順を順守するとコストなどが割高なるか、または工業的に育てられた鶏や牛と同一に扱われるため市場には出しにくいという問題が記載されています。
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>結局、本当に安全で美味しい肉を手に入れるには育てている地元まで実際に行き、こっそりと仕入れるしかないのが現状です。 <
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>それ以降の章は、著者が実際に鹿を狩ったり、キノコを採ったりして最高級のディナーを作成するまでの過程が記載されています。 蛇の道は蛇というようにその道で生活している人々がいて、著者はその人々の協力を得て取材を成功させています。 <
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>自分自身も、農作物を無農薬で育ててみたり、魚を採ったり、鶏を捌いたりした経験があるので判るのですが、本当に最高の食材は市場には出回りません。 またそれらの食材を保存食にしたり料理して食卓に載せるまでには手順と手間が掛かります。 <
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>結局のところ、現代の社会に生きる我々はどうしてもある程度、工業化された食材に頼らざる得ないのが現状なのかも知れません。 <
>著者が最後に問いかけているように、自分が食べている食材はどのようにして自分の手元まで来ているのかを常に意識しておくことが、最低限の防衛策になるのかも知れません。 - アメリカのエンゲル係数はわずか10%。日本、イタリア、フランスの半分だ。安くすまそうと思えば、加工食品をチンすればいいし、ファストフードも安い。それに、アメリカは伝統食が根付いていない。
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>「本物の食べ物」を探すが、下巻の目的だ。最後の章で「完璧な食事」を作る。これを作るまでが大きなドラマだ。その定義は:食事はすべて自分が狩猟、採取、栽培したもの。動物、植物、キノコ、塩をつかう。旬な食材をつかう。買い物はしない。料理は自分でする。 <
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>そのために、イノシシを狩り、キノコを探し、フルーツを探し、栽培し、粗塩をつくる(すごい大変)。これ工程をみるときに、分かるのが、なにげに食べている食事の真実の価値だ。 <
>この本を読んで、おせち料理に加工食品をいれずに、自分で最初から作ってみたくなった。そして、やってみた。結局2日かかったが、食の価値を再認識することができた。 <
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> - アメリカ人の体は、何とトウモロコシでできているそうだ。
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>それは、冷凍・加工食品に含まれている添加物の大半が、トウモロコシからできているせいだという。それなら、添加物づけの日本人の体だって、きっと同じようなものなのではないか。 <
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>トウモロコシからつくられるブドウ糖果糖液糖(高果糖コーンシロップ)こそが、肥満や糖尿病の原因だ。そう著者は指摘する。ブドウ糖果糖液糖なら、日本の大半の加工食品にだって入っている。日本で肥満や糖尿病が増えているのは、もしかしてそのせいなのか。 <
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>私たちが口にしているものは一体何だろう。それはどこからどうやってきたのだろう。素朴な疑問を抱いた著者は、食べ物のルーツを探す旅に出る。 <
>第1部では農場の飼料用トウモロコシが肥育場の牛の餌となり、マクドナルドのハンバーガーになるまでを追う。第2部ではオーガニック(大手有機食品企業と小規模な有機農家の両方)食材の出どころを訪ね、ディープな有機農家(農場主のサルトン氏は非常に魅力的な人物だ)で農作業をし、鶏をと殺し、料理して食卓にのせるまでが描かれる。 <
>第3部ではなんと自らハンティングに行き、キノコを採りサクランボを摘む。自分で手に入れた食材で、本来の食のあるべき姿である「完璧な食事」をつくる。 <
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>上下巻あり、読みごたえたっぷりだが、こういった翻訳本で省略されがちな参考文献まですべて丁寧に訳してあるのが嬉しい。文章が巧みでぐいぐいとひきこまれるのは、訳者の腕によるところもあるのかもしれない。読後は誰もが自分の食生活についてしばし考えることになるだろう。いや、しばらくは何も食べられなくなるかもしれない。現代人必読の、まれにみる名著だ。
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