読んだ4!

さんの、読書記録

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妻を帽子とまちがえた男 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
4150503532[妻を帽子とまちがえた男] 各エピソードが短く症例集的。時代的に理解者と離し作業的な仕事をあてがわれ、非凡を捨て「普通の」人として暮らすのがゴールとされ、内なる煌めきが消えてしまう話はつらい。自閉症のホセのたんぽぽの絵は身につまされ泣けた。 10/18 13:37


サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福
430922671X[サピエンス全史(上)] サピエンスが人類の他の種を駆逐できたのは、虚構を共有して、そのために協力できるようになったから。農業革命により、狩猟時代の快適な生活から、土地と労働に縛られるようになった。一番知りたい男性優位の理由は謎のままで残念。 10/11 22:32


豆腐小僧双六道中ふりだし
4062122146[豆腐小僧双六道中] 装丁がいい!ほぼ真四角で分厚く、開くと昔の書物のよう、絵巻草紙のような口絵、カバーを外せば豆腐みたい。長いメタ視点の狂言回しがだるくなる時もあったけど、さすが終盤は圧巻。妖怪とは人間が不安や恐怖に名付けし切り離したもの。 09/30 09:03


火星の人類学者―脳神経科医と7人の奇妙な患者 (ハヤカワ文庫NF)
415050251X[火星の人類学者] 個々の脳の症状が、その人と成りにどう影響を与え、人生を作っているのか。美談にはせず、結局一般的な価値観と折り合わないとしても、それぞれの中では調和している。長期に関わり個々を理解しようとする、こんな医者いたらなと思うが。 09/24 09:28


学校では教えてくれない! 国語辞典の遊び方 (角川文庫)
404400207X[国語辞典の遊び方] 小型国語辞典を中心に、それぞれの「個性」を紹介。すごく面白くて、電車で読んでて乗り過ごしたw ついつい次にどの辞典を買おうか考えながら読んでしまい、まんまと辞書沼に連れて行かれそう。 09/17 16:13


自閉症の世界 多様性に満ちた内面の真実 (ブルーバックス)
406502014X[自閉症の世界] 誤認と迫害に満ちた自閉症スペクトラムの歴史とこれから。各時代の親に感情移入して読むのが辛かった。その分世界初の親の会発足とレインマン効果は胸が熱くなる。脳多様性の中の少数派、定型脳とのOSの違いと捉える。読んでよかった。 09/17 09:43


オーブランの少女 (創元推理文庫)
4488453112[オーブランの少女] 少女が主要キャラとして出てくる以外、時代も国も違う舞台のミステリ短編集。風景描写が素晴らしく美しい(特に表題作のキングサリや、最後のランプの階段なんかは夢のよう)のに、事件はえげつなく、その落差がまた面白い。 09/15 13:05


ヴォイド・シェイパ
4120042278[ヴォイド・シェイパ] 洋書みたいな時代物。でも時代色は薄くてファンタジーでも通りそう。師の死を契機に、山を下りた士が生きる意味を探して旅に出る。人は生きている限り変化しうる。死人は心に残るが変わらない。そこに生の意味があるのでは。 09/02 14:33


生まれ変わり (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)
4153350435[生まれ変わり] ケン・リュウ短編集3冊目。最初のような衝撃はないけど、絵文字会話の神々シリーズと、後半の中国色の濃い話が面白かった。特に章番3から始まるのが面白いゴースト・デイズと、隠娘が好き。 08/21 22:26


三体
4152098708[三体] 中国史が絡むっぽいので難解かと気負って読んだら、すごい面白エンタメSF。各エピソードがそれぞれとんでもない、想像を超えてて面白いのに、ちゃんと全体には一つの物語としてバラバラになってないのもすごい。続きが早く読みたい。 08/08 18:26


ソラリス (ハヤカワ文庫SF)
4150120005 [ソラリス] ふと空を見て「ここの空は青いのか」と思ったくらい、赤と青の二つの太陽を持つソラリスの世界に入り込める。挿入される微細長大な「ソラリス学」が肝、メインテーマと思われたSFサスペンスも恋愛も、ソラリス学の彩り。 08/04 17:32


ナイン・ストーリーズ (新潮文庫)
4102057013[ナイン・ストーリーズ] スカイ・クロラから。学生時代に読んだときは訳が分からなかったけど、今はかなり好きな感じ。年は取るもんだ。軽妙な会話が重なる日常の中の、狂気と死。戦中ごろの作だけど、日本だと現代の方が雰囲気が合っている。 08/01 09:01


ヒッキーヒッキーシェイク (ハヤカワ文庫JA)
4150313792 所謂「ひきこもり」を弱者として全く扱わず、誰もが特別でトライする限り可能性は無限にあるのだと、肩ひじ張らずに示してくれる。読み終わって感極まり泣いた。確かに超同調社会の今の日本で、この本が立ち消えになったら絶望的すぎる。よく出してくれた。 07/04 08:48


それでもデミアンは一人なのか? Still Does Demian Have Only One Brain? (講談社タイガ)
4065145376[それでもデミアンは一人なのか?] Wシリーズが終わってさみしい思いをしていたら、続シリーズが始まった!前作読んでた人は、期待以上なので読まない選択肢はないよ。またここから10作くらい、楽しみが続くのだと思うと素直にうれしい! 06/26 14:36


人外
9784065147245[人外] 小説ではない一つの世界を紐解いている感覚。極端に句点の少ない長文が段々と心地良く、ずっと読んでいたいが、世界はうつろい物語も終焉を迎える。対数螺旋と円、私・わたしたちと彼、存在と不在、意識と世界。これからも読み続けたい。 06/22 11:32


ナ・バ・テア (中公文庫)
4122046092[ナ・バ・テア] 電車とか病院の待ち時間は、このシリーズの再読にした。一度読んでるから細かい時間でも頭に入るし、空気感がきれいだから、つらい現実も浄化されるw 登場人物の再発見が楽しい。 06/10 21:13


死神の浮力 (文春文庫)
4167906473[死神の浮力] 死神千葉の長編。調査の1週間が細密に描かれる分、千葉の頓珍漢さや人間離れした行動が増え楽しい。その分事件も激しく派手で、小品がハリウッド映画化された感が。 決められた死に向… https://t.co/OiMDUzuKCK 06/07 09:34


大進化どうぶつデスゲーム (ハヤカワ文庫JA)
4150313717 前半7割まで「百合JKのドキドキ中新世修学旅行☆」って感じ。前作みたいな悪趣味吹っ切れ度が来るのはほぼ終盤。キャラも多い上深まらないから、相関図が最後まで必要。百合展開も男が少女の恋愛を消費したいがために感じて鼻につく。どうした早川。 06/07 09:22


魔眼の匣の殺人
4488027962[魔眼の匣の殺人] 前作同様、非現実の枠組みの中でクローズドサークルの推理ものをやる手腕が面白い。前回の出落ちに近い衝撃がない分、展開がゆっくりに感じられるけど、一気読みは変わらず。主人公二人の掛け合いが楽しいし、シリーズはしばらく続きそう。 05/21 09:04


メカ・サムライ・エンパイア (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)
4153350370[メカ・サムライ・エンパイア] 今回はメカパイロット志願の青年の成長譚となり、メカ分増し。中盤終盤の戦場メカ肉弾戦は、前作同様非情で迫力がある。一方日常パートも結構長くて、構成が2クール位のアニメみたい。もちろん面白いし続編も期待。 05/18 16:11


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